CATERHAM SUPER SEVEN ASSEMBLY GUIDE

CATERHAM SUPER 7 の組み立て方を紹介します
TUNINGや修理の再にお役立て下さい
今回は"SEVEN STATER KIT"を
使っての組み立てです。スターター
キットとは、セブンを組み立てる一番
基本的なキットであり、シャーシ及び
一通りのパーツから構成されていま
す。



木箱開封

待ちに待ったKITの到着
この木箱をバールで開ける時は
毎回なぜかドキドキするんですよね
この時点で一通りパーツに目を通し
欠品,欠損品など無いか確認します。
それにしてもものすごい量の梱包剤

シャーシ設置 T

シャーシ組み立ては意外にスペース
が無くてもなんとかなる物です。
今回工場にスペースの開きが無く、
ショールームの中で始めちゃいました。
シャーシ設置 U

このボディーに張ってある保護フィル
ムはなるべく剥がさない様に組むの
がいいでしょう,ちょっと触っただけで
キズが付くし,汗ばんだ手で触ると途
端に酸化が始まってしまいます。

シャーシ設置 V
まず,馬を掛ける事から始めます。
フロント側はステアリングギアボッ
クスマウントメンバーの後ろ下の
クロスメンバー両端に傷が付かな
いようにゴムまたはダンボールなど
をはさみセットします。
リア側はタイヤハウス奥の縦方向に
はしるメンバーにセットしますが,この
時に後でAフレームの取り付けに困
らない場所にセットして下さい。
フレームは大人二人で充分に持ち
上げることが出来るのでこの時点では
ジャッキーは必要ありません。
ブレーキパイプ配管

さあ,いよいよ組みつけ開始です。
まずは,ブレーキパイプの配管から
KIT内のパイプ類はあらかじめ曲げ
加工済みなので困ることはありませ
ん。とりあえず手で閉める程度の仮
止めにてすべての配管をしてみて
から本締めします。
ABCペダル組み付け
マスターシリンダー組み付け

ABCペダルの組みつけ位置は
ワッシャーの入れ方により左右調整
出来ますし,ペダル自体も前後出来ます。
自分の好みでいろいろ試してみて
組んでください。

マスターシリンダーの組み付け時も
ロッドの長さ調節によりアジャスト
可能です。
メインハーネス組み付け

最初にある程度の位置で仮ドメし
パーツが組みこまれたら本締めします。
メーターパネル
エンジンルーム
センタートンネル
リアエンドパネルの順
バッテリーケーブルもこの時配線
フュ―エルホース組み付け

ハーネスをトンネル内に通すと同時に
フュ―エルパイプも通しておきます
ドライブシャフトに干渉しない用に
フレームとアルミパネルの隙間を
通します
フュ―エルホース組み付け U

上から見たところ
アルミパネルの角が立っているので
ハーネス,フュ―エルホース等
傷を絶対につけないように組み付けます。
メーターパネル組み付け

スピードメーター以外のメーター
及び各種スイッチの組み付けです。
ハーネス自体を固定は出来ませんが
一通り組み終わると一応固定されます。
プロペラシャフト及びデフォレンシャル

デフを先に組んでしまうと後でプロペラ
シャフトは入りません。
デフのセンター出しは大事な作業です
必ず車体の中央に来る様
付属のワッシャーにて調整します。

デフォレンシャル組み付け

お腹の上にデフを置き
ブリッジをしながら組みつけます。
最初にデフ上側のボルトを刈りドメし
下側の2本のボルトでセンター出しを
すると楽に出来ますが,デフは以外に
重いので根性で頑張りましょう。
リアサスペンションの組みつけ T

ドライブシャフトを入れる
ドデオンチューブを仮置きする
ドデオンイヤーにて固定する
ラジアスアーム及びAフレームで
位置決し,固定します。
最後にスタビライザーバー及び
ブラケットをとめる。
これらの作業には必ずボルト類に
グリスを塗り組み付けます。
熱が伝わりやすい個所は
カッパ―グリスを使います。
リアサスペンションの組みつけ U

最初にロールバーを組んでおき,
リアサスペンションを組みつける。

ショックアブソーバーに捻れの力が
加わらない様にボルトにグリスを塗って
組み付ける。
リアサスペンションの組みつけ V

ショックの前部のフレームに
三角のボックスがありますが
巻上げ式のシートベルトが入るスペースです。
リアブレーキ組み付け

ドデオンチューブに
ブレーキパイプを配管し
ディスク板及びブレーキキャリパー
を組み付けます。

サイドブレーキ組み付け

写真は旧タイプのブレーキレバー
がダッシュ下につくタイプ
現行車はセンタートンネル上につきます

サイドブレーキ組み付け U

サイドブレーキワイヤーを組み付ける前に
ケーブル内にシリコングリースを注入
しておきます。
注入するための特殊工具があるので
とても便利です。
サイドブレーキ組み付け V

サイドブレーキワイヤーの調整は
ブレーキを引きずる直前の
少し張りすぎ程度で言い様です。
ちゃんと張っても効きが甘いのは
いたし方ありません。
フュ―エルタンク組み付け T

フュ―エルタンク,
フュ―エルセンダ―ユニット
を取り付けます。
タンク下のコーナー部にゴム等の
プロテクターを張ってやると
タンクとフレームの干渉するのを防げます
フュ―エルタンク組み付け U

タンクはトランクの上から入ります。
プロテクションボード

プロテクションボード
フュ―エルフィラーホース
フュ―エルフィラーキャップ組み付け
フィラーホース部の締め付けバンドが
緩みやすいので確り閉めましょう。
フロントサスペンション組み付け T

ステアリングギアボックス
ロアア―ム,アッパーアーム
を組み付けます
これらもボルトにグリスを塗ってやります
ロアアームの取り付け

ロアアームの取り付けの再のに
調整ワッシャーにて
キャスター角が調整出来ます。
標準はあいだにワッシャ―を
ー枚いれます
フロントサスペンション組み付け U

ロアアーム後ろ側は
標準で3枚挟みますが
アーム自体の製品誤差によっては
前側を優先させる場合もあります。
フロントサスペンション組み付け V

ショックアブソーバー取り付け
アッパー側のボディーパネルに
ボルトが接触する場合は
あるにテープを張っておくと傷が
付かないので安心です。
フロントサスペンション組み付け W

写真には映っていませんが
サイクルフェンダーの場合はウィングステ―
をアッパーアームと供締めします。
ハブ及びブレーキディスク
ブレーキキャリパーを組み付け
ブレーキパイプを配管します。
リアフェンダー組み付け T

リアフェンダーの取り付け位置は
フェンダー側に穴をあけておいて
それに合わせる方が確実です
ここでナッターと言う工具で
ナットを埋め込みます。
リアフェンダー組み付け U

この後,プロテクター,テールランプ、
バックランプの組み付け及び配線
ナンバー灯,ナンバーブラケットを付け
るとリアは完成です。
ノーズコーン組み付け T

ノーズコーンの取り付け位置によっては
フーのド位置ずれを起こしてしまいますので
慎重に位置を決定します。
ファスナーの取り付けは位置決め後
12mmの穴をあけておきます。
ノーズコーン組み付け U

その後
ファスナーワイヤーを上下間違えない様に
リベットにて取り付けします。
ファスナーの長さに2種類あり
短い方がノーズコーンの下側です。
ノーズコーン組み付け V

ファスナーとファスナーワイヤーは
一度仮で取り付けて様子を見てから
固定しましょう。
最後に傷保護用のテープを張り
グリルとナンバーブラケットを取り付けます。
フロントフェンダー組み付け

フロントフェンダーの取り付けも
タイヤの位置等慎重に取り付けてください
タイヤがはみ出していては車検に通りません
エンジン組み付け T

エンジンを載せる前に
プロペラシャフトの具合とミッション側の
クラッチレリーズベアリング,レリーズホーク
の具合を確認し,ミッションセンターシャフトに
カッパ―グリスを塗っておきます。
エンジン組み付け U

エンジン本体を斜めに傾け
尚且つミッションをジャッキー等で
上向きにしておけば
フレームに傷をつけることなく搭載出来ます。
あいだに挟むプレートを忘れない様に。
エンジン組み付け V

エンジンマウントを固定し、
セルモーター、オルタネーター、ファンベルト
デスビ,インテークマニホールド,キャブ等
捕機類を組みつけます。
マフラー他組み付け

エキゾーストマニホールド,マフラー
ラジエター,ラジエターホース,ヒーターホース
アクセルワイヤー,クラッチワイヤー
ヒーターコントロールケーブル
ホーン,バッテリー,コイル、
プラグコード,エアクリーナー
とにかく忘れ物の無いように・・・
内装カーペット及びシート組み付け

カーペット,シートベルト,
ハンドル、シフトノブ

いよいよ完成間近になってきました。
スカットルパネル組みつけ

ワイパーモータ―,ワイパーピポットを組み
スカットルパネルを組みつけ、
ウィンドスクリーン、ワイパーアーム
ウォッシャーノズルを取り付けます。
電装チェック

スピードメーターケーブルとメーターを付け
各部電装品の作動確認をします。
各所作動確認テスト

エンジンオイル,ミッションオイル,デフオイル
ブレーキオイル,ラジエタークーラント液、水
を入れエンジン始動、
クーリングファン作動確認、ブレーキチェック,
キャブ調整,ライト調整、アライメント調整、
走行テストを繰り返します。
完成
戻る
TOP