NEW LOTUS ELISEU GUIDE
LOTUS ELISE U
Eliseの前モデルの生産は終了しました。彼らはまだ以前受けたオーダー分を抱えていますが、 この受注残分はモータースポーツ部門で作るのかもしれません。ExigeとEspritはまだ生産されています。 今生産されているExigeは全てエアコン付きです。 ただExigeのUKでのセールスは芳しくなく、 そのため在庫があり、ディスカウントや即船積に対応可能な車が探せるかと思います。
新車の340Rもディスカウントプライスで供給可能です。
New Eliseの遅れの理由はOpelのSpeedsterの生産にあります。 LotusではNew EliseとSpeedster用に新しい生産ラインを作り、 OPELと約3000台Speedsterの生産を契約しました。 ところが今年初めの時点でSppesterはわずか100台の生産できてたのみ。 またOpel側が品質的にOPELの要望に合わないとしてだめだしを出したとも言われています。
Lotusのディレクターはグループの現トップであるChris Knightに代わりました。彼によるとNEW ELISEに問題があるとデモカーを試したUKディーラーからの報告がいっているそうです。 主な問題はヒーターの調子が悪いことですが、 事前に報告がいっていることでこれから生産される車では問題が解決されているはず。
New Eliseの最初のデリバリーは現在4月と言われています。 ただ一部では5月にずれ込む可能性があるのではともいわれていますが。。。 新規注文についてはfactory側は受注後6ヶ月と言っています。 正式なコメントは出ていませんが、 エアコンはおそらく半年から1年以内、ハードトップに関してもそれくらいはかかるのではということです。
新しく情報入り次第またご連絡します。
Powerのアップグレードや111Sについてもまだ時間がかかると思います。 Lotusはヨーロッパの寒い冬の間セールスに活気づける為通常10月頃モデルチェンジを発表します。
New Eliseは111Sに近いギアレシオを使っています。Koni ShockabsorberはBilsteinに替えられました。 タイヤはElise用に特別に開発されたものでリアがBridgestone225/45/17、フロントは175/55/16です。 古い車より10mm低く、60mm長く、幅は19mm広くなっています。 シルの高さを減らしたことでinとoutがし易くなっています。
Lotusではこの機会にUKとヨーロッパでの価格差をなくそうとしています。 まだ多少はヨーロッパでオーダーしたほうが
安く買えるかもしれませんが、 ヨーロッパ市場では右ハンドル車のデリバリーがかなりかかることを考えるとそれを埋めるほどの価格差はないように思います。
市場に残っているオールドモデルは少なく、 ディーラーからのオファーも中古車のみになってきています。
安全基準についてですが。。
Eliseはヨーロッパでの安全基準はクリアーしており、ここでの規制に沿った衝突テストにもパスしています。ただ側面衝突のテストはヨーロッパで義務付けられておらず、その為アメリカの安全基準には沿っていないことになります。
KシリーズもアメリカのEPA基準には見合ないでしょう。
当方で把握している限りではOpelのspeedsterとNew Eliseの車体は同じ生産ラインで作られた、同じものです。車体における違いはOpel SpeedsterはEliseとは違うリアエンジンサブフレームを使っていることです。
いづれにしてもEliseはヨーロッパでMercedesやBMWなどと同じテストをクリアーしています。 さもないとこの市場でも売ることは出来ないので、 New Elise、Opel Speedsterとも全く同じ基準に沿っています。
新しいEliseの登場により中古車マーケットの中で古い型のEliseの価値は下がります。なので、将来的にはマイレージが少なく良いコンディションの車を見つけられるかもしれません。
余談ですが、 ING Barings(オランダのメジャーbank)が最近Lotusに資金・生産拡大等を支援するため4000万ポンドの資金援助をしました。これはGuaranteed Floatation Rate Notes(FRN's)という方法で行われ、インベスターが経済価値、将来性・将来の利益、成長率等自信があったからこそのもの。
LOTUS ELISE
エリーゼに関してはいろいろなメディアで紹介されているのでここではあまり詳しく紹介はしません、私なりのエリーゼのインプレッションにします。
一番最初この車のことを知ったのはたしかオートジャンブル誌だったと思うのですけど、ちょうどその頃英国内の取引会社でも新しいエランが出るぞと騒ぎ出しました,ここ数年のLOTUSCARSはまったく元気無くそれどころか倒産のうわささえ流れていて状況が把握できていませんでしたから半信半疑で聞き流していました。
その後各雑誌で紹介され始めまもなく私自身もこれはヨーロッパ以来のかなり期待できるモデルだとふみ早速オーダーを入れてしまったわけです。
当時は今のように身近ではありませんでしたから実際現車を見るまではいったいどういう車なのか想像の粋から出れず待つこと一年8ヶ月,98年9月待望のアルミニュウムシルバーのエリーゼ到着!早速の試乗となったのです。
とにかくはじめに思ったのは車の軽さ,車重的にはケータハム7のほうが軽いのですけど,走り出し、ステアリングインフォメーション、ブレーキフィーリング,何をとっても軽いことによる反応のよさはケータハムを上回リカタログスペックから想像する動力性能をはるかに超える物でした。
LOTUS(コーリンチャップマン)が昔からこだわった軽さによる恩恵は見事にこの車により甦っています。
もう嬉しくなってしまい今のような大ヒットの予感をすでに感じていました。
その後マイナートラブルもいくつか出て、リコールも発生しましたがようやく正規ディーラーも出来これからは安心して供給できるものと思います。
とにかくこの車だけは実際に乗ってステアリングをにぎってもらわないと体験できない世界があります。一押しです。
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